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当施設について

基本理念

重症心身障害児・者の基本理念
「最も弱きものをひとりももれなく守る」を尊守します

目的

当苑は児童福祉法上の施設であり、また、医療法で規定される病院としての機能を持つ複合施設です。利用者様の中には障害の程度が重い方、医療的ケアを必要とされる方、また、就学対象の方もいらっしゃるので、利用者様一人ひとりのハンディキャップに応じた細やかな「医療」や「リハビリテーション」、「教育の場」を提供し、自分らしく生活できるように支援します。

部門紹介(主な業務内容)

医療・看護

重症心身障害児療育の基本理念を尊重し、かけがえのない命と人権を尊重した利用者様中心の医療、看護を実践しています。看護基準は10対1を取り、機能別看護方式で健康管理と日常生活のサポートを行っています。

  • モニターや人工呼吸器の管理
  • 気管切開者の痰吸引や経管栄養の注入
  • 膀胱瘻留置カテーテルの管理、採血や輸液確保等
  • 感染症対策の立案、実施

支援・保育

介護福祉士、保育士が中心となり、利用者様の生活面における支援を行っております。「生き生きとした人生を送るための支援」を目標に掲げ、利用者様が出来ることを最大限に発揮できる支援・環境づくりを目指しています。

  • 基本的な生活介助(食事、入浴、排せつ等)
  • 通年を通して行事活動の企画、実施
  • レクリエーション活動
  • クラブ活動、個別活動
  • 利用者様一人ひとりに対しての支援計画の作成

リハビリテーション

作業療法士が中心となり、潜在能力を活かした主体的な生活を送っていただくために、「24時間の生活の中にリハビリテーションを無理なく取り入れる」をモットーに個々の利用者様に合わせて支援を行っています。

  • 個別訓練(コミュニケーション、感覚、認知、社会参加など)
  • グループ訓練(机上活動、プール、生活体験、アウトドアなど)
  • 生活用具や装具の作製(おもちゃ、姿勢保持用具、車いす、座位保持装置、スイッチなど)
  • ADL、APDL訓練(食事、移乗、排せつなど)
  • ICT(情報伝達技術)機器の検討

栄養

管理栄養士、栄養士が中心となり利用者様一人ひとりに合わせた安全で美味しい食事が提供できるよう栄養サポートを行っています。

  • 個人の咀嚼や嚥下の状態に合った食形態の提供
  • バランスの取れた栄養食
  • 選択メニューやおやつバイキングなどの実施
  • 行事食や旬の食材の使用による季節を感じる食事の提供
  • 嗜好調査、残食調査による充実した食事の提供

歯科

知的・身体に障害がある方や一般歯科では歯科医療が困難な利用者様でもスタッフがサポートし、安心して治療を受けられる体制を整えています。また、一般の方も受診可能です。

  • 口腔ケア
  • 歯科検診
  • 歯科治療

学校教育

就学児童を対象に近隣の学校教育機関(茨城県立北茨城特別支援学校)より訪問教育などの教育支援が実施されています。小学部、中学部が義務教育の就学対象となり、高等部への進学も可能です。高等部への進学希望者については中学部卒業の方または就学猶予、免除の方になります。



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